韓国女性監督の作品が初めて日本映画の‘顔’に…アカデミー賞に出品(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.06 13:05
在日同胞女性ヤン・ヨンヒ監督(48)の「かぞくのくに」が日本映画を代表して、来年2月にアカデミー賞外国語映画賞部門に出品される。韓国女性監督の作品が日本映画の‘顔’に選ばれたのは初めてだ。
先月日本で公開された「かぞくのくに」は、年初にベルリン映画祭で国際アートシアター連盟賞を受賞した。モントリオール・釜山(プサン)など海外映画祭12カ所への出品も決まった。
映画は1960-70年代の北送事業(朝鮮総連系同胞の北朝鮮帰国事業)でもう一つの「分断」の生活を送る在日同胞の悲哀を描いている。監督自身の体験に基づくものだ。北送事業で北に行った兄(井浦新)が腫よう治療のために25年ぶりに日本に戻り、妹(安藤サクラ)ら家族と貴重な時間を送っていたが、北朝鮮からの突然の帰国指示で1週間でまた別れることになる。北朝鮮から来た監視員役は映画「息もできない」のヤン・イクジュン監督。