韓国大統領「日本は友邦だが、慰安婦は人類普遍的価値に反する」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.16 08:40
15日、李明博大統領の光復節(解放記念日)演説には、いつよりも国内外の関心が注がれていた。独島(ドクト、日本名・竹島)訪問と天皇の謝罪要求に続き、この日の対日批判レベルによって韓日関係が決定的な影響を受けられるからだ。李大統領は日本に関しては慰安婦問題に比重を置いた。「人類の普遍的価値に反する」という表現で、この問題が韓国と日本だけの特殊懸案ではなく全人類の問題であることを浮き彫りにした。また言葉を選び、前日の天皇謝罪要求発言に比べて穏やかだったという評価を受けた。この日の演説に対しては、日本側も特別な反発を見せなかった。
◇「過去の歴史に絡んだ鎖」=演説の原稿全文7600字のうち、日本に関する部分は370字だった。最近の対日強硬姿勢を考えると多くはない。独島にも言及しなかった。崔今洛(チェ・グムナク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)広報首席は「すでに行動で見せただけに演説に入れる必要はないと考える」と述べた。