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【コラム】うちわ、扇風機、エアコン、その次=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.26 11:18
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道頓堀は日本、大阪の有名な美味しい飲食店が並ぶ通りだ。ここは口だけでなく目も楽しめる。寿司を握った大きな手がついた回転寿司店、店の名前に飛び出すザルを大型模型で掲げたラーメン屋など美味しい店ごとに奇抜な趣向を凝らす看板が大きな見どころだ。特にカニ料理専門店「かに道楽」の動くカニの足看板、お菓子メーカー「グリコ」の両手を上げて走る陸上選手の看板は半世紀も前からここに登場した太鼓を叩くピエロの模型とともに大阪の名物に挙げられる。

何年かぶりに最近、道頓堀を訪れた。ちょっと変わったことがある。まず「かに道楽」のカニの足が動かない。そばに「節電協力中!」という案内文がついている。このような雰囲気は近隣の高級ショッピングモールでも感じられる。トイレのハンドドライヤーを節電案内文で覆っている。確かめてみると恩着せがましい。節電ならより有効な方法がある。 夜を明るく照らす「グリコ」のような照明広告の看板の明かりから消すことだ。実はこの広告看板もしばらく消えていたという。昨年3・11大震災と原発事故直後、電力不足に備えてだった。それ以降1か月ぐらい後、「みんなに笑顔を送りたい」という文面とともに再び電気がついた。道頓堀の顔に相当する「グリコ」まで暗いと雰囲気が萎縮するという懸念を反映したわけだ。

 
日本の節電熱気はかえってこれという案内文がない所で実感した。飲食店・喫茶店・銀行・デパート・地下鉄などどこに入ってもあまり「涼しい」という感嘆の声が出てこなかった。このごろ日本の推奨室内温度は28度ということだ。ソウルでするように、冷房が強ければ着る薄い長袖を持っていくが無用だ。代わりにうれしいことを出会った。電気製品売り場で配られている宣伝用のうちわだ。受け取って見ると驚いた。うちわの風がこんなに涼しいとは。

以前、私たちの年長者たちは扇風機を置いてもうちわをまず手にした。暑いといってすぐ扇風機からつけるのは軽はずみな贅沢であった。エアコンが広く使われながらぜいたくの基準が変わった。食堂やデパートに入ればあっという間に汗が冷えるほどでなければまともに優遇された気持ちにならない。そのようなぜいたくが日常になるのが経済発展だと思った。錯覚だった。発電所一つ作るのに原子力でも水力でも莫大な社会的費用がかかる時代だ。

ふと昔の人がうらやましい。エアコンがなくても日陰で川に足を入れ、夏を過ごす余裕は現代人にはそれこそ享受するのが容易ではないぜいたくで、喜ばしいことだ。そのうえ気候はますます苛酷になる。長い長い熱帯夜をうちわ1枚で持ちこたえる方法がない。話題にのぼったついでに加えたぜいたくを考えてみる。エネルギー消費を最小化しながらも暑さを避けることができる建物と施設で、都市を再整備することだ。よくわからないが発電所一つ作ることよりさらにお金がかかるだろう。人類の未来、いや日本の今を見るとこのようなぜいたくを真剣に考える日がとても遠くはない。

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