「元帥はみな同じ元帥だと思うのか」…金正恩には共和国元帥
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.19 12:00
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が18日、珍しい記録を立てた。28歳の年齢で「共和国元帥」という称号を受けたのだ。祖父のキムイルソンが41歳、父親の金正日(キム・ジョンイル)が50歳で元帥になったのに比べてはるかに早い。軍服務経験が一度もないという彼としては破格だ。後継者と推戴された2010年9月の労働党3次代表者会を契機に1日で軍隊長になった彼がわずか1年10カ月に次帥(大将と元帥の間)を飛び越え元帥になったのだ。
北朝鮮は金正恩に対して「共和国元帥」という表現を使った。これまで元帥の階級を持っている生存者は軍部元老の李乙雪(イ・ウルソル、91)が唯一だった。金日成死去翌年の1995年10月に金正日が軍部の歓心を買うために李乙雪(当時護衛総局長)と崔光(チェ・グァン、97年2月死去)人民武力部長に元帥の階級を与えた。95年2月に死去した呉振宇(オ・ジンウ)人民武力部長は92年4月に元帥に上がった。