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【中央時評】韓国と日本は協力すべき、しかし…(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.16 12:05
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半面、常識と純理は韓国にも同じく重要だ。政府は日本と急いで情報保護協定を締結しようとしたのは、北朝鮮情報共有の必要性のためだったと話す。それが理由なら、まず南北関係を改善するのがはるかに正攻法だ。現政権に入った後、南北間で一触即発の軍事的緊張は日常化し、これは直ちに韓中関係の悪化につながった。そしてその結果が、韓米同盟と韓日米3カ国の軍事協調を過去のいつよりも強調する今の雰囲気だ。南北関係が改善し、均衡外交で韓中関係が元に戻れば、氷の塊のような対決構図も自然に消えるしかない。

いま韓日両国が悩むべきことは、中国と北朝鮮の軍事的脅威だけでなく、G2時代の急浮上がこの地域にもたらす地政学的不確実性だ。米中G2体制はいまや仮説ではなく現実であり、こうした戦略的布石に基づいて北東アジアの運命と歴史は大きく変わる可能性がある。仮に両国が軍事的衝突でも起こせば、韓国・日本を巻き込む大きな災難になるだろう。逆に両国が目配せしながら両頭指導体制を構築するのも心配なのは同じだ。周辺国の国家的地位が両国の取引で決まるシナリオを排除できない理由だ。

 
答えは一つしかない。G2体制が完全に固まるまで、韓国と日本は新しい地域秩序を形成する作業で未来志向的に協力しなければならない。自国の運命を自国が決定できる北東アジア秩序を準備しなければならない。軍事的には個別同盟を超えて多者安保協力体制を構築し、経済的には韓日中FTAを拡大・深化させて共同体を作ることが、具体的な目標となり得るだろう。その過程で信頼が積もれば領土と過去の問題の解決法も導き出されるだろうと信じる。韓日関係の新しい座標をつくり出す創意的な発想こそ、今後100年の歴史を左右する最初のカギとなるわけだ。時間は多くない。

文正仁(ムン・ジョンイン)延世大教授/政治外交学


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