敏感な北朝鮮問題を除いて…米中国防“協力”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.09 14:23
「記者の前提が誤っている。 米国に対するサイバー攻撃の震源地が中国という根拠があるのか」。
中国の梁光烈国防相が険しい表情で、質問をしたAP通信の女性記者をにらんだ。 するとパネッタ米国防長官は「先端サイバー能力を備えている米中両国がお互い協力を拡大するのが核心」と遠回しに述べた。 これに先立ち、中国国営新華社通信の記者はパネッタ長官に対し、「南中国海(南シナ海)で(中国に対抗する)フィリピンの挑発を米国が支援しているというが、その立場を明らかにしてほしい」と尋ねた。 パネッタ長官は「米国の新国防戦略はアジア・太平洋地域の安保と未来のために領域内の国と協力していくことだ」とあいまいに答えた。