「腹が出た北朝鮮幹部、収容1カ月後にはげっそり…」脱北者の証言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.30 15:58
国家人権委の『北朝鮮人権侵害事例集』には、脱北者など北朝鮮内部の証言に基づいた約60件の人権侵害事例が収録されている。 特に今回の事例集では、8カ所の北朝鮮収容所にいたと確認された278人の名簿が初めて国家機関によって公開された。 人権委の関係者は「これまで600人前後の収監者名簿を収集したが、検証で事実と確認された278人だけを選んで事例集に載せた」と説明した。
脱北者のチョン・グァンイルさん(49)は収監者名簿278人のうち187人分の資料を提供した。 チョンさんは「03年に北朝鮮脱出に成功し、韓国に到着した2004年から5年にわたり名簿を作成した」とし「当初は記憶をたどって作成していたが、あいまいな部分は後ほど収容所にいた脱北者を通じて確認を受けた」と説明した。