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【取材日記】「大韓民国の所得上位1%」が誰かわからない韓国政府

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.25 08:38
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16.42%(1930年)→8.36%(1960年)→12.98%(1990年)→17.42%(2008年)。米国の所得上位1%が全所得に占める割合だ。米国は100年前の1913年からこうした統計を出していた。所得税申告資料を利用して出したものだ。

「1%対99%」の攻防ではこのデータを根拠とする。片方では1%が大恐慌当時ほど多くを持っているとして金持ち増税を主張する。もう片方は1%が所得税の40%を出しているとしてこれに反論する。日本は1886年、フランスは1915年から上位1%の所得割合がわかる。

 
韓国はどうだろうか。韓国では租税研究院が最近2006年の所得税資料を使って上位1%の所得割合を推算した。上位1%である18万人が全所得の16.6%を占めるという結果だった。2006年以前と以後の数値はない。課税資料が公開されておらず1%がどこまでか把握できないからだ。2006年の数値が出てきたのも偶然の一致のおかげだった。国税庁が公開した2006年に年間所得1億ウォン超えた人の割合がぴったり上位1%だったためだ。国税基本法により国税庁は1億ウォン超過者がどれだけ、5000万ウォン超過者がどれだけという資料だけ公開することができる。

この結果をめぐりさまざまな話が出る。企画財政部は23日、「租税研究院の結果は測定方式の問題で上位1%の所得が過大推定される」という釈明資料を出した。勤労所得税と総合所得税所得が重複計算され、実際の1%の所得より多く推定されたという意味だ。それでは果たして本当の数値はいくらだろうか。

企画財政部はこうした質問には口を閉ざす。「統計庁の家計金融調査などによれば全所得の4~7%水準」という説明だけだ。その調査はどのような調査なのか。統計庁さえも「標本があまりに少なく1%の分析に使うには精度が落ちる」というその家計金融調査だ。

政界が1%と99%の論争で熱くなって久しい。99%のために1%の税金負担をもっと増やそうという主張が力を増している。先日の総選挙で野党は1億5000万ウォンを超える所得者に最高税率を課す「1%スーパー金持ち増税」案を出したりもした。

ところが政府では果たして1%が誰なのかも把握できずにいる。課税資料がなくてではない。資料は積まれているが個人情報保護のために国税基本法で利用を防いでいるからだ。実態把握もできないのに合理的な政策が出るよう求めるのは無理だ。所得不平等が韓国社会が必ず解決すべき課題ならば、いまからでも正確なデータを政策分析に使えるようにすべきだ。他の経済協力開発機構(OECD)加盟国のように。

韓国がOECDに加盟して16年も過ぎたが韓国政府は先進国がうまくやっていることをなぜ学べないのだろうか。2つに1つだ。無能なのか、そうでなければ怠けているのか。

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    2012.04.25 08:38
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    上位1%に入るにはいくら稼ぐべきか(資料=韓国租税研究院・OECD)。
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