<北ミサイル失敗>「20秒早く爆発していれば白リョン島は大災難」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.18 14:34
--北朝鮮が今回のミサイル発射に1兆ウォン(約750億円)を投入したというが、なぜ失敗が繰り返されるのか。
「1兆ウォンは誇張だ。 発射台の場合、韓国が羅老発射場を設置するのにかかった3500億ウォンをそのまま適用した金額だ。 羅老号発射場は施設が非常に高級だ。 地下にシステムを管理する部屋が80室もあり、燃料の注入も1時間10分で終わる。 ところが海外記者が現場に行って伝えた北朝鮮発射場の姿は、施設も不十分で、燃料の注入も10時間以上かかる。 システムが完壁でないということだ。 さらに通信衛星に1億5000ドルかかるというが、CNN放送を基準に私が作れば20億ウォンもかからないほどレベルが低い。 科学的な観点で私が評価すれば、こうした施設をつくるのにかかる費用は500億ウォンにもならないだろう。 もちろん資金がない国には、決して少ない金額ではない。 しかし私たちが1兆ウォンの費用かかったというのは危険だ。 こういうことを言うと左派だと言われるかもしれないが、科学に左右は存在しない」
--北朝鮮のミサイル技術力がそれほど高くなければ、今回の失敗は最初から大きな危険を内包していたという意味に聞こえる。