人口46万人の日本・金沢、芸術の力で観光客700万人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.03 10:32
先月27日午前、日本石川県の金沢市民芸術村。岩田組子村長が韓国から来た視察団に施設の現況と造成の過程を説明した。岩田村長は「レンガと柱には全く手をつけず、工事には市民が参加した」とし「空間活用度が高まったのは市民の意見を反映したため」と強調した。
人口46万人の金沢市。第2次世界大戦中に米軍の空襲を受けず、約450年間にわたり地震の被害もなく、日本では珍しく伝統的な姿がそのまま残っている都市として有名だ。1970年代初期は人口が30万人だったが、90年代初期に文化芸術創造都市に変貌し、伝統と現代が交わる都市に成長している。若い芸術家と工芸関連の専門家を引き込み、毎年1万人ほど人口が増えた結果だ。94年からは芸術創造財団を設立し、21世紀美術館や工芸工房、創作の森などを運営している。金箔工芸や陶磁器・漆工芸でもよく知られ、年間700万人の観光客が訪問する。