【社説】世界の指導者が反対する北ロケット発射(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.27 14:45
中国の胡錦濤・国家主席は昨日、中国が北朝鮮のロケット発射計画に対して何度か懸念を伝え、中止を促してきたことを明らかにした。 また胡主席は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領との会談で、ロケット発射を阻止するために緊密に協調することにした。 両首脳が韓半島の平和と6カ国協議再開に否定的な影響を及ぼすということに共感したということだ。 「血の同盟」の北朝鮮の肩を持つような立場を見せ続けてきた中国としては極めて異例だ。
09年の北朝鮮のロケット発射と核実験の後、国連安全保障理事会決議1874号が採択された当時、中国は安保理常任理事国の資格で加担した。 この決議の2項目は、北朝鮮のロケット発射を禁止している。 それが衛星発射であれ、ミサイル試験であれ、区別していない。 したがって「光明星3号」人工衛星を打ち上げるという北朝鮮の計画は、安保理決議を正面から違反するものだ。