米国、北がミサイル発射なら金正恩の資金凍結を検討(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.20 12:14
米国は98年、北朝鮮がテポドン1号を発射すると、オルブライト国務長官が直接ミサイル会談に出るなど北朝鮮の長距離ミサイルに鋭敏に反応した。長距離ミサイルは米本土を脅かすからだ。外交消息筋は「核安全保障サミットで訪韓し、就任後初めて非武装地帯(DMZ)に行くオバマ大統領の対北朝鮮メッセージにも、強力な警告が込められる可能性が高い」と述べた。
一方、韓国政府はこの日午前、李明博(イ・ミョンバク)大統領主宰の外交安保長官会議で、北朝鮮の「光明星3号」打ち上げ計画について「弾道ミサイル技術を利用して核兵器長距離運搬手段を開発するための重大な挑発行為」と規定し、核安全保障サミットを契機に国際社会とともに積極的に対応することにした。16日に北朝鮮の発射計画を「重大な挑発行為」と非難した韓国政府はこの日、「北朝鮮のミサイル計画は核兵器の長距離運搬手段を開発するためのものだ」と規定した。「北朝鮮が実用衛星だと主張しているのになぜ問題にするのか」という韓国国内の一部の主張への対応という性格もある。