【コラム】顧客情報の扱いに差がある韓国と日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.19 18:03
食品会社と移動通信会社。 業種は違うが、共通点がある。 一般国民を相手に商売をする典型的な内需産業という点だ。 しかし全く異なる部分がある。 問題が発生した時の対応だ。
例えば、食品会社の製品から虫が見つかれば大変なことになる。 消費者は虫の写真を撮ってインターネットに載せ、会社は対応に追われる。 一方、移動通信会社に対する抗議と釈明は違う。 最近、韓国国内屈指の移動通信会社と関連した個人情報流出事件がそうだ。 警察によると、移動通信会社の協力会社の職員Aは任意に移動電話加入者の個人情報を照会できるプログラムを作り出し、19万8000件の個人情報を照会し、この一部を1件当たり最高40万ウォン(約3万円)を受けてブローカーに譲り渡した。 しかし移動通信会社は「協力会社がしたことで分からない」という言葉を繰り返している。