前韓国大統領、南北首脳会談でFTA提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.17 09:43
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時、国家戦略レベルで北朝鮮との自由貿易協定(FTA)が推進され、07年10月2日から4日まで平壌(ピョンヤン)で開かれた南北首脳会談当時、盧武鉉大統領が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に「南北FTA」を提案した、という証言が出てきた。南北FTAは、民族間の内部取引形態だった無関税取引を国際的に公認してもらうという構想だ。
盧武鉉政権の核心人物は16日、「盧大統領が金正日総書記と平壌(ピョンヤン)で会った時、『南北FTAをしてみよう』と提案していた」と話した。また「金総書記は(韓国が)『FTAをするのは分かるが、後ほど見てみよう』と確答しなかった」と付け加えた。この人物は「南北FTAは現政権に入って廃棄されたも同然だが、いつかはまた推進されなければならない」とし、このような内容を伝えた。