「北朝鮮が4月15日以降に挑発の可能性」…韓国国防部長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.22 09:50
国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官が21日、「北朝鮮が金日成(キム・イルソン)誕生日の4月15日以後に挑発する可能性がある」と話した。韓国軍の防衛態勢を現場点検するため訪問した1軍司令部と海軍1艦隊でのこと。これまで韓国政府当局者が北朝鮮の軍事挑発の可能性に言及したことはあるが、具体的な時期を特定し予告するように話したのは異例だ。
金長官はこの席で、「昨年の金正日(キム・ジョンイル)死去後、権力の空白があり、闇市場で情報が流通し、不正腐敗が広まった北朝鮮の現実を考慮すると内部引き締め次元の挑発が予想される」と明らかにした。対南挑発を通じて北朝鮮が内部混乱を収拾しようとする意図がうかがえるということだ。