外国人観光客のおかげで韓国の不動産市場に活気
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.14 11:07
ソウル西大門区(ソデムング)梨花(イファ)女子大の前に小さな店を持つイ・ギョンエさん(61)。最近、2年間の賃貸契約を更新し、賃貸料を200万ウォン(約14万円)から240万ウォンへと40万ウォン上げた。借り主も特に不満なく同意した。
他の場所では商売がうまくいかず、賃貸料を引き下げても賃借人が出て行くが、梨花大前は事情が違う。中国人観光客が集まっているからだ。この店の権利金は2年間で2000万ウォンから1億ウォンへと4倍に跳ね上がった。イさんは「高い学費のため大学生の客が減ったこの一帯の商圏は、中国人観光客が集まって活気を帯びている」と話した。
不動産市場で外国人が重要な客になっている。外国人が多いソウル竜山(ヨンサン)・南大門(ナムデムン)・東大門(トンデムン)の商店は不動産価格が上がり、高価なゴルフリゾートも中国人に大量に売れている。韓国国内に居住する外国人相手の住宅賃貸も活発だ。韓流ブームなどで韓国を訪れる外国人が増えて生じている現象だ。