日本・中国VVIP観光客を案内する“コンシェルジェ”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.26 15:57
#先月10日、ソウル狎鴎亭洞(アプクジョンドン)のギャラリア百貨店。 ブランド時計「パテックフィリップ」の売り場に30歳代の中国人男性が入ってきた。 彼は6000万ウォン(約400万円)の時計を購入し、担当コンシェルジュから通訳と景品、税金還付案内サービスを受けた。 翌朝、中国人夫婦がデパートを訪れて尋ねた。 「ここのサービスが良いと聞きました」。この夫婦は前日に時計を購入した顧客の友人だった。 夫婦は1億ウォンの時計を購入して行った。
「VIP中国人観光客」のショッピングガイド、デパートのコンシェルジュが注目されている。 ギャラリア百貨店には中国・日本人顧客担当が各4人ずつ、計8人のコンシェルジュが正社員として勤務している。 ともに現地で大学を卒業し、言語と文化に精通している。 名品ブランドの新製品と限定商品の案内、タクシーの予約と見送りはコンシェルジュの基本だ。 ハン・チェヨン、イ・ダヘ、少女時代など韓流芸能人が着ている服や好きなブランド、江南(カンナム)一帯の美容室・整形外科など、中国人観光客が望むあらゆる情報を把握して案内する。 こうしたコンシェルジュの助言を受けながらショッピングし、一日に1億-2億ウォンほど使う顧客も少なくない。