日本・中国VVIP観光客を案内する“コンシェルジェ”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.26 15:57
20、30歳代の中国人女性にとってコンシェルジュはファッションメンターだ。 コンシェルジュが推薦した通りに服や化粧品を購入する。 ある日、女性顧客がチャ・マネジャーのスカートを見て「かわいい、どこで購入したのか」と尋ねてきたため、「韓国ブランドのアイザットコレクション(IZZAT COLLECTION))の製品」と知らせたという。 この顧客はすぐに売り場へ行き、スカートを色別に15着も購入した。
「みずぼらしく見える中国人顧客も丁寧にもてなす」。コンシェルジュの原則だ。 中国人観光客は懐事情と見だしなみが一致しないケースが多い。 ある日、安っぽいジャンバー姿の50代の中国人男性3人が名品館を訪れ、コンシェルジュが親切に案内した。 3人はエルメスのバッグ「バーキン」を色別に選び、2000万ウォン以上を現金で決済した。 「来年また来る」と言いながら出した名刺には有名企業の代表・社長という肩書が書かれていた。