【社説】大企業の2、3世の奮発が求められる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.26 11:33
最近、大企業2、3世に対する非難が激しくなっている。一時は輸入車やブランド品に集中したが、今ではパン・コーヒー・トッポッキなどの商圏にまで入り込み、逆風を受けている。李明博(イ・ミョンバク)大統領も自制を注文した。大統領は「慶州(キョンジュ)の富豪の崔氏も凶年には土地を買わなかった」とし「これは企業倫理に関する問題」と指摘した。もちろん選挙を控えた大企業たたきの一環ともいえる。しかし韓国社会で大企業2、3世に対する反感が強いのは事実だ。
大企業2、3世としては納得できない部分もある。ほとんどが3世への継承過程で、多くの子どもに安全に暮らせる事業アイテムを一つずつ与えたことで生じた現象だ。また、庶民の領域を奪ったり、株価操作をするケースは極めて一部にすぎない。むしろほとんどの2、3世は、一般人には想像もできないほど、引き継いだ企業をうまく経営しなければいけないという重圧感に苦しんでいる。