「クウェートとの最終戦には李青竜（イ・チョンヨン、ボルトン）も呼ぶ」。

趙広来（チョ・グァンレ）監督が率いるサッカー韓国代表が１６日、仁川（インチョン）空港に到着した。 レバノンに衝撃的な敗戦を喫し、ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選進出を決められなかった趙広来監督は「レバノン戦の敗戦を通していろいろ反省した。 来年２月のクウェート戦は（リハビリ中の）李青竜も呼んで徹底的に準備する」と淡々と語った。

代表チームは来年２月２９日に行われる３次予選最終戦のクウェート戦で最終予選進出を決める。

－－中東２連戦の結果を評価してほしい。

「期待した結果が出ず残念だ。 ファンに申し訳ない。 レバノン戦の敗戦は選手団全員が反省するきっかけになった。 クウェートとの最終戦の準備を徹底的にしたい」

－－レバノン戦の敗因を説明してほしい。

「レバノン戦はチームのベテランがけがと警告累積で出られず、中心軸がなかった。 来年のクウェート戦には李青竜が復帰できる。 朴主永（パク・ジュヨン）と奇誠庸（キ・ソンヨン）も合流すれば、よい試合ができる」

－－クウェート戦の準備について具体的に話してほしい。

「戦術的な面よりも相手を支配できるパスの力を備えなければいけない。 中盤で試合を支配する能力を高める必要がある。 試合を支配する能力を一段階高めてこそ、世界舞台に近づける」

－－主力選手のけがなど最悪の状況ではどんな準備を考えるのか。

「その部分については、調子がよい選手、Ｋリーグのトップ選手をあらかじめ準備しなければいけないと考えた。 池東源（チ・ドンウォン）のコンディションが戻らず、現地に代表チームのコーチを派遣して、練習状態を管理していくことを考えている」