【コラム】怒りをこらえる中国人、怒る韓国人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.12 15:59
中国人は明るい心を持つために冗談とゴシップを頻繁に使う。 それがあまりにもひどくて仕事の妨げになるほどだ。 中国人は熱心に働かない、怠けていると外国人が不平を言うのはそのためだろう。
中国の職場は意欲があったり率直な人を包容するような雰囲気ではない。 このため最初は意欲的に働いても、すぐに現実と妥協することになる。 中国の管理者は「だめだ」という言葉をよく使う。 また部下に対して、リスクや責任が伴うことを避けて静かに過ごすよう要求する。 特に国営企業にはこうした雰囲気が広まっている。 「中国のメガトレンド」という本でジョン・ネイスビッツが指摘した通りだ。 このような環境の中では、最善の方法は何かと考えて改善するよりも、じっとしていることだ。 その代わり、もう少し便利になるために友人をつくり、後ほどよりよい地位を得られるようにネットワーキングも形成する。