【グローバルアイ】追い出されたカダフィ、余裕満々の金正日(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.30 16:15
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記とリビアのカダフィ最高指導者は先週、世界メディアの注目を同時に受けた。 国際社会の問題児とされてきた独裁者であり、長期にわたり反米路線を歩んできたという点で、2人は共通分母が多い。 しかし最近の状況は全く違う。
カダフィは悲惨な逃亡者身分に転落した。 北大西洋条約機構(NATO)の空襲に続く反乱軍の攻撃で首都トリポリを明け渡した。 一方、金総書記は20日から豪華特別列車に乗って平壌(ピョンヤン)の残暑を避け、7泊8日の日程でシベリアと満州を通って外遊した。 飛行機で5000キロを飛んできたメドベージェフ・ロシア大統領の接待も受けた。 帰路に中国に寄った後、胡春華内モンゴル党書記、孫政才・吉林省党書記に会った。 将来、三男・金正恩(キム・ジョンウン)の相手になるかもしれない人物だ。