韓国軍、問題だらけ…北挑発に新型レーダー作動せず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.19 09:00
しかし対応は1時間ほど過ぎた後に行われた。合同参謀本部はこの日、国会に出した資料で「西北島嶼防衛司令部(西方司)と海兵隊延坪部隊、海軍第2艦隊司令部、合同参謀本部をテレビ会議システムにつなぎ、51分間にわたり討議した後、訓練を装った新しい形態の挑発だという結論を出し、対応射撃をすることにした」とし「砲撃観測から1時間2分が過ぎた午後2時2分に延坪部隊がK-9自走砲3発で対応射撃を加えた」と明らかにした。
金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は「私たちが被害を受けていないため判断しようということであり、物理的な打撃目的でもないと判断した」と述べた。しかし延坪島砲撃挑発後に金長官が強調してきた「先に措置、後に報告」システムが全く作動しなかったという指摘が出ている。
さらに今回の北朝鮮の北方限界線(NLL)砲撃で軍の指揮乱脈の様相がまた表れた。軍は北朝鮮の延坪島砲撃挑発をきっかけに西方司を設置し、各軍の合同性を強化すると強調した。