【社説】陸上はおもしろい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.13 10:28
「走ろう、一緒に明日へ向かって」。大邱(テグ)の雰囲気が徐々に盛り上がってきている。「2011大邱世界陸上選手権大会」の開幕が14日後に迫った。韓国代表チームが先日、出征式を終えた。オーストラリア代表をはじめとする外国選手団も順に入国し、選手村と練習場を行き来しながら適応している。大邱スタジアムで9日間繰り広げられる今大会は、人間が体だけで限界に挑戦するダイナミックな祭りの場だ。大会の理念のように夢(Dream)、情熱(Passion)、挑戦(Challenge)が一つになった地球村の祭りが韓国で開かれるのだ。
今大会は大韓民国の国格を一段階高める絶好の機会だ。世界陸上選手権大会は夏季オリンピック(五輪)、ワールドカップ(W杯)とともに世界3大スポーツイベントといわれる。韓国は世界で7番目に、この3大会をすべて開催する「トリプルクラウン」を達成する。213カ国から歴代最大規模となる約6000人の選手・役員と取材陣が参加し、延べ65億人の世界の視聴者がテレビで大会を見る。今大会の成功を期待する理由だ。