韓国マラソン、大邱世界陸上を2カ月後に控えて“薬物波紋”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.20 15:46
大邱(テグ)世界陸上選手権大会を控えて韓国陸上界が「薬物問題」という暗礁に乗り上げた。江原(カンウォン)地方警察庁麻薬捜査隊は国家代表マラソンチームのチョン・マンファ監督(51)を捜査していると17日、明らかにした。
チョン監督は選手の競技力を高めるため忠清北道堤川(チュンチョンブクド・ジェチョン)のリハビリ医学科医院と謀議し、禁止薬物の造血剤を選手に投与させた容疑を受けている。造血剤とは血液内の赤血球を増加させる薬。この薬をマラソン選手が使用した場合、疲労感を感じず、記録を短縮できるという。