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「北、対南対話派30人粛清」…南北関係に暗雲

ⓒ 中央日報日本語版2011.07.15 10:25
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北朝鮮が南北対話を担当していた対南交渉パートナー約30人を粛清し、現在、北朝鮮には南側と対話するほどの対南交渉者が残っていないと伝えられた。

15日の東亜日報によると、北朝鮮は最近、韓国との対話パートナー10人を銃殺し、約20人は交通事故処理などに偽装しながら約30人の対南対話派をすべて粛清した。

 
東亜日報は政府消息筋の話を引用し、「現在としては北朝鮮に韓国と対話する人物がいない。南北関係に大きな変化がありそうだ」と伝えた。

現在、北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)を中心にした軍部強硬派が対話派を押しのけ、挑発を敢行したり粛清を通して権力闘争をしていると、同紙は分析した。

政府は南北非公開接触に出てきた北朝鮮側の人物の相次ぐ粛清が、北朝鮮政権の深刻な不安定性を表しているとみている。金正恩後継体制の構築過程で権力闘争が深刻になり、これに伴って強硬派が勢力を伸ばし、対話派の位置づけが弱まっているという分析だ。

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