統一部長官「国民は南北関係を直視すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.28 10:38
27日午前、ソウル世宗路(セジョンロ)政府中央庁舎3階の統一部記者室。
玄仁沢(ヒョン・インテク)長官の側近キム・スン政策補佐官が、趙明哲(チョ・ミョンチョル)新任統一教育院長のブリーフィングに姿を現した。キム補佐官は新しい統一教育基本教材に関する内容を丁寧にメモし、記者との問答も見守った。長官の政策補佐官が懸案ブリーフィングに出席するのは異例だ。玄長官がそれだけ新しい統一教育教材に関心を向けているという傍証だ。
玄長官は各級学校と統一教育機関で活用される『統一問題理解』『北朝鮮理解』2011年版発刊計画の報告を受け、「国民が南北関係の現実を直視しながら望ましい対北朝鮮観と安保思想、統一観を確立できるようにするべき」と指示したという。これを受け、前部では北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発が強調された。北朝鮮の6.25南侵も新たに収録された。