◇スマートフォン・タブレットＰＣ購買意欲も最高＝最近、ＳＫテレコムで販売される携帯電話の１０台のうち７台はスマートフォン。一日に３万７０００台のスマートフォンが売れている。０９年９月２９万人にすぎなかった同社のスマートフォン加入者は今年５月末２３倍（６７０万人）に増えた。

韓国のスマートフォン利用者は最近１３００万人を超えた。活動的なネットユーザーを対象にしたマッキンゼーの調査で、国内スマートフォン所有者の比率は３５％だった。これは１位の米国（４２％）に次いで２位。今後６カ月以内にスマートフォンを購入するという回答者は６７％で、年間所得２５００万ウォン（約１９０万円）以下の低所得層でも半分以上がスマートフォンを購入すると明らかにした。

マッキンゼーはスマートフォンをさまざまな機能を持つスイス軍用ナイフ（Ｓｗｉｓｓ　Ａｒｍｙ　Ｋｎｉｆｅ）に例えながら、「スマートフォンのマルチ機能が成長の核心動因であり、スマートフォンはさまざまな活動のための主要機器として定着している」と説明した。

スマートフォン利用者の場合、一般携帯電話の利用者に比べて、はるかに長い時間インターネットを検索し、動画や音楽を鑑賞している。一般携帯電話でインターネットを検索する時間は一日３分にすぎなかったが、スマートフォンでは１３分だった。動画や音楽鑑賞時間も一般の携帯電話の３－４倍にのぼった。

タブレットＰＣに対する関心も大きかった。購買の意向があるという回答は１８％で、米国（９％）の２倍だった。アレックス・キム・マッキンゼーチーム長は「タブレットＰＣは新たに押し寄せている大きな波であり、速いペースで利用者が増えると予想される」と述べた。

しかし高い価格はタブレットＰＣの購買をためらわせる要因になっていることが調査で分かった。タブレットＰＣを使用しない人のうち６２％は「機器の価格が高いため」と答えた。


韓国のＳＮＳ普及率、世界最高＝マッキンゼー調査結果（１）