アップルvs三星…東日本大地震による部品価格競争が影響か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.21 08:26
スティーブ・ジョブズ氏のアップルが三星(サムスン)電子を相手に特許侵害訴訟を起こしたのは、東日本大地震で守勢に追い込まれ、あらかじめライバルの三星をけん制しようとしたからだ、という分析が出ている。
東日本大地震以降、NAND型フラッシュメモリーをはじめ、アイフォーンとiPad(アイパッド)に入る主要部品の価格が上昇し、アップル経営陣の間で危機感が高まった結果という説明だ。
教保証券のク・ジャウ研究委員は「先月初めiPad2を出し、以前のモデルと同じ価格を設定したが、その10日後に発生した東日本大地震が禍根になった」と述べた。iPad2の価格は競合他社のタブレットPC販売を脅かすほど破格的だった。