KTとクラウド同盟を結んだソフトバンク、来月からソウルに遠隔勤務(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.15 10:09
先月30日、李錫采(イ・ソクチェ)会長と日本ソフトバンクの孫正義会長は、クラウドサービスのための合弁会社を設立する契約をした。KTが日本企業のデータ管理を代行することになったのだ。これは国内クラウドサービスが海外に進出した最初の例となる。最近、KTはさまざまなクラウドサービスを出しながら業界を驚かせている。
KTのクラウド戦略が始まったのは09年からだ。徐禎植(ソ・ジョンシク)クラウド推進本部長(当時KT戦略担当常務)はその年末、「変化を起こすビジネスを探し出せ」という李錫采会長の指示を受け、米シリコンバレー行きの飛行機に乗った。キム・イルヨン副社長は徐本部長に対し、「これからデータ使用量が急増する時代が来るはずだが、これに対応してデータ送信・保管・管理のための解決方法を探してほしい」と要求した。