倭将の人形を抱いて投身…「自殺体験か、殉国体験か」 物議
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.30 11:24
慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)市が、28~29日に晋州城一円で第10回論介祭を開催し、子どもを対象に論介(ノンゲ)が倭将を抱きしめて川に飛び込む姿を再現した「論介殉国再現劇」を行い論議が起きている。
28~29日午前10時から午後6時まで矗石楼(チョクソクル)前広場で行われた殉国再現劇で、子どもたちに高さ2メートルの人工義岩から倭将の人形を抱きしめて青いエアマット(高さ1メートル)に飛び降りさせたのだ。論介祭を主催した論介祭実行委員会は2日間でこの再現劇に600人余りの子どもが参加したと明らかにした。この行事は1593年6月の壬辰倭乱3大大捷のひとつの晋州大捷の際に妓生の論介が矗石楼下の義岩から日本倭将に抱きついて南江(ナムガン)に身を投げ倭将とともに殉国したのを再現したものだ。