少女時代にKARAにチャングム…「ありがとう、韓流」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.23 10:59
全世界が韓国の文化コンテンツに好感を持つというのは鼓舞的なことだ。特に世界を舞台にして事業を行う立場では大きな助けになる。世間で話題の話が潤滑油になれば交渉もスムーズに進行するはずだ。相手方が韓国文化になじみ、これを素材に対話ができるならば「ホームグラウンド」の利点を持ったのと同じだ。実際に企業と企業の出会い、企業と消費者の出会いは単純な製品とサービスの交流ではない。ビジネスというものはその主体の文化とライフスタイルを基になされる。特に感性と夢というソフト要素がますます重要になる傾向がある。お互いの文化を理解して交感するのは事業的信頼と共感を作っていく基盤になる。
文化的交流を加速化するのはインターネットだ。世界の多様なコミュニティーと個人がコンテンツをやりとりする窓口となる。地球の反対側のラテンアメリカで韓国歌手の歌が愛されるのもそのおかげだ。さらにスマート機器、ソーシャルネットワークが起こしたIT革命は技術的・国家的・地理的限界を乗り越えコミュニケーションを可能にしてくれている。一方的に押しつけるマスメディア方式よりはるかに自由なコミュニケーションの中に多様な文化が受け入れられ融合する。個人の影響力もまた増大し、個性と多様性がますます重要な世の中になっている。