S&P、日本の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.28 08:52
国際格付け機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国に続き日本の信用見通しも引き下げた。S&Pは27日、「3月11日の東日本大震災のため復興費用が大きく膨らみ国の債務が増えるとみられる。日本の国際格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』に引き下げる」と明らかにした。また、「大地震と津波、放射線流出事態のため日本の財政赤字は2013年に国内総生産(GDP)の3.7%を超える可能性が高い」と付け加えた。
S&Pは震災復興費用を20兆~50兆円程度と推定した。日本政府は15兆~25兆円を予想している。最大値基準でS&Pの予想値は日本政府の予想値より2倍ほど多い。