【コラム】「ミシュランレストラン」 なぜソウルにはないのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.27 11:38
美食家なら誰でも世界最高の権威が認められているレストラン・旅行ガイド冊子「ミシュランガイド」(The Michelin Guide)に紹介されている店(ミシュランスターレストラン)に行きたいと思う。ミシュランガイドの起源はタイヤ会社のミシュランだ。先代会長アンドレ・ミシュランが顧客に地域別の自動車整備業者と食堂・宿泊業者を紹介したことに由来する。
現在、ミシュランレストランは世界に2901カ所ある。このうち最高レベルの3ツ星を受けたところは125カ所だ。隣国の日本の東京にはミシュランレストランが167カ所(2010年基準)もある半面、韓国にはまだ一つもない。特に東京はパリやニューヨークよりもミシュランレストランが多い。パリの2倍、ニューヨークの3倍ほどだ。フランス料理でなく日本料理でミシュランの星を受けたという点でも異彩を放つ。