部品すべて交換したというが…古里原発の非常発電機は33年前の製品(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.19 10:28
18日午前、釜山市機張郡長安邑(プサンシ・キジャングン・チャンアンウプ)の古里(コリ)原子力発電所1号機第1非常発電所。12日から稼動が停止している古里原発1号機内部に初めて外部の人が入った。古里原発と近い釜山市民らの不安感が高まると、許南植(ホ・ナムシク)釜山市長と釜山市庁関係者らが現場を確認するため同原発を訪れた。第1非常発電所は古里原発1号機の主電源に異常が生じた場合に電力を供給する予備発電所だ。12日から稼動が停止している古里原発1号機の故障原因となった遮断機もこの発電所の中にある。
雰囲気は緊張していた。第1非常発電所の中のディーゼル発電機は1978年に古里原発1号機竣工時に設置された英GECの製品そのままということが確認されたためだった。「部品をすべて交換し延長稼動が可能だ」という古里原発側の説明とは違った。ムン・ビョンウィ古里原発第1発電所長は、「33年になるが規制機関の立ち会いの下、毎月1回ずつ定期的に点検しており何の問題もない」と話した。