30年経った古里1号機…安全性めぐる論争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.14 10:41
◇専門家は「安全」=ムン・ビョンウィ古里原発第1発電所長は「一度せきをしたからといって風邪をひいたとはいえない」とし「原発安全とは全く関係がない故障で、放射能の漏出もない」と述べた。専門家も似たような見解を表した。韓国科学技術企画評価院の朴君哲(パク・グンチョル)副院長(ソウル大原子核工学科教授)は「故障しない工場などない。原子炉の安全と関係がない小さな故障を拡大解釈する必要はない」と述べた。
◇古里1号機、事故・故障多い=韓国原子力安全技術院(KINS)の原発安全運営情報システム(OPIS)によると、古里1号機の場合、78年4月29日に商業運転を始めて以来、12日の事故を除いて計127回の事故・故障が発生している。国内全体原子炉21基で発生した計643回の19.8%を占める。