自殺した公務員が残した謎の遺書と文書
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.18 10:06
慶尚北道慶山市(キョンサンブクド・キョンサンシ)は大学都市だ。4年制大学が8校、専門大学が4校と、大学だけで12校もある。大学生の数は11万人で、慶山市の人口24万7300人の半分に迫る。大学生が多いため学究的で活気があふれる都市だ。
しかし現在の雰囲気は違う。不正容疑で検察の捜査を受けた慶山市庁のキム課長(54、5級)が4日に自殺してからだ。1000人以上の公務員は仕事どころではない。遺書に続いてキム課長が作成したという文書が公開され、各種疑惑が膨らんでいるからだ。当初公開されたキム課長の遺書には「検察の調査の過程で検察側から暴行を受けた」という主張があった。このため検察の高圧的な捜査が批判の対象になった。