福島の海水、韓国に到達するのに5年(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.13 14:27
水産物受難時代だ。春の産卵を控えて脂がのった旬の魚でさえ‘冷遇’を受けている。福島原発事故のためだ。国立水産物品質検査院は先月末から、日本産水産物が輸入される度に放射能検査を行っている。韓国の漁船が遠海に出て獲る遠洋海産物4種(タラ・マグロ・サメ・サンマ)も同じだ。密売をしない限り放射能に汚染された輸入海産物が流通する可能性はない。
しかし海は一つだ。仕切りがない。福島原発で放射能汚染水が放流された後、消費者は「汚染された日本の海水・魚類が韓国側に来るのではないか」とし、国産の水産物まで避けている。専門家はこれに関し「海流・魚種別の特性を考慮した場合、当分、放射能汚染海産物が私たちの食卓に上がる可能性はきわめて低い」と話す。「今年の秋に東海(トンヘ、日本名・日本海)で獲れるイカと3-4年後に回帰するサケ程度がモニター対象」という。