東京電力 「放射性物質の放出は続く…チェルノブイリを超える可能性も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.13 09:09
フランスの原子力安全機関(ASN)が先月15日、「福島第1原発事故は‘6等級’水準」と発表し、米国の科学国際安全保障研究所(ISIS)も同日、「レベル6またはレベル7」という公式見解を出した状況でも、日本政府は事態の縮小に汲々としていた。これに関し、朝日新聞はこの日「(日本政府が)情報隠ぺいと事故縮小の疑惑を受けることになった」と指摘した。
日本政府は12日、「現在は1時間当たり放出量が(初期の1万分の1水準の)1テラベクレル以下になった」とし「今までの放出量も、520万テラベクレルにのぼるチェルノブイリと比較すると、10分の1にもならない」と強調した。
しかし東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理はこの日、「事故の様相は違うが、放射性物質の放出量で見た場合、チェルノブイリ事故に匹敵、あるいは超えるかもしれない」と懸念を表した。