独立有功者・張志淵の親日をめぐる論争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.07 09:57
昨年、第21回韋庵張志淵賞を受賞した崔完秀(チェ・ワンス)澗松(カンソン)美術館韓国民族研究所研究室長も「十分に熟考して、功績と過ちを総合的に評価しなければならなかった」と遺憾を表した。「一方だけを浮き彫りにして人物に対する評価を突然覆すのは、成熟した歴史観ではないと考える」と述べた。
韓国外国語大の鄭晋錫(チョン・ジンソク)言論情報学部名誉教授は「韋庵を親日派と見ることに同意しない。韋庵の‘親日’に挙げられるものには誤って伝えられているケースが多い。毎日新報が純宗の日本行きを祝うと書いた記事は、翌日の訂正記事で韋庵が書いたものではないと明らかにしたが、親日行為に分類されている」と指摘した。