116日に及んだ「口蹄疫との戦争」が終息
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.25 09:40
昨年11月末に慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)で初めて発生してから116日ぶりに政府が事実上の口蹄疫終息を宣言した。政府は24日、政府中央庁舎で金滉植(キム・ファンシク)首相と劉正副(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官ら関係閣僚らが参加する中、「家畜病防疫体系改善および畜産業先進化案」を発表した。この席で金首相は、「政府は口蹄疫に対する安定した統制が可能だと判断し、危機警報段階を深刻段階から警戒段階に下げる」と明らかにした。これは口蹄疫問題が明確に沈静傾向を見せているという判断に従ったものだ。
政府は家畜防疫システムを全面改編し畜産農家の責任も強化する内容の対策を出した。 「工場式飼育」の代案として検討された飼育頭数総量制は対策から除外された。
この冬の間全国を揺るがした今回の口蹄疫はうれしくない多くの記録を残した。国内で5回目の発生となった今回の口蹄疫は、これまで11の市・道の75郡で150件が発生したと集計された。口蹄疫が全国的に発生するのは今回が初めてだった。