崔重卿長官「韓国の原発は安全。今後も続けていく」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.24 10:07
一方、崔長官は、「アラブ首長国連邦で韓国が原発を作るプラカ地域は8基の原発が建設できる場所」と紹介した。現在4基の建設契約が結ばれたが追加契約も可能だという点を示唆したものだ。シム・ギョンウク国防研究院責任研究員は、「韓国もアラブ首長国連邦を中東原発進出の橋頭堡にできるよう現地に原発関連教育機関を作らなければならない」と話した。
東日本大地震以後、一層注目を浴びている新再生エネルギーに対して崔長官が投げた話題だ。新再生エネルギーだというものは聞けば本当に優れたアイデアのようだが、これを産業化するのには途方もない難関が隠されている その難関を解決しようとして倒産する新生企業は1~2社ではなく、死の渓谷と呼ばれているという。
崔長官はフィリピン大使時代の経験を紹介した。海草類からバイオエタノールを抽出する技術を確保した韓国企業の要請を受けフィリピンのある島の海岸を借り受けた。ところがいくらもたたずに選挙を通じて新たに成立した地方政府が契約を一方的に破棄した。広い地域で海草類を育てれば日光をさまたげ水温を変化させるなど環境に問題があるという理由だった。