世界の工場から世界の市場へ…「韓中FTAを急ぐべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.07 09:22
中国経済が内需中心に方向を転換すれば、国内の企業には機会と負担が同時に発生する。最も大きな負担要因は高騰する人件費だ。中国政府は消費振興のため所得の向上を推進するとし、「今後5年間に最低賃金を年平均13%上げる」と明らかにした。00年以降の10年間、中国勤労者の平均賃金は年平均12.6%上がった。
大韓商工会議所は最近、中国進出222企業を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の89%が「5年以内に中国の低賃金の魅力が完全に消える」と答えたと明らかにした。これに伴い、中国に進出した韓国企業の「脱中国ラッシュ」が生じる可能性がある。