【取材日記】韓中FTA「習国家副主席のラブコール」に応えよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.15 13:32
中国の次世代の最高指導者候補である習近平国家副主席が最近韓国に向けて意味深長なメッセージを送った。
12月12日、訪韓を控えたインタビューで「(韓中間の)戦略的なパートナーシップをワンランクアップさせて永遠に良い友達、良い隣国、良いパートナーになるべき」と強調したのだ。同氏が示した「良いパートナー」に向けた道は「韓国と中国の自由貿易協定(FTA))交渉を早期に開始できる条件を整えること」だった。
しかし、残念ながら韓中FTAは現在足踏み状態に陥っている。07年3月にスタートした両国の産学官連携研究はすでに実務レベルの研究は終わったが、とうに発表されるべきだった共同報告書は今年も年を越してしまう雰囲気だ。FTAにより利害関係が分かれる韓国の農水産業など一部産業をめぐる隔たりのため、共同報告書にピリオドを打つことができずにいるからだ。