警察庁長官「国益ためのこと…処罰しても実益ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.22 11:57
最小限の保安措置もなくお粗末な情報活動をしたことが俎上に上がっている。3人の要員全員がホテル内の高性能監視カメラに顔を残した。ノート型パソコンに記録された資料を持ち出そうとしたがインドネシア代表団員と客室で出くわすという信じられないことも起きた。インドネシア側に返したノート型パソコンには10個の指紋が残されていたと南大門(ナムデムン)警察署は明らかにした。敏感な情報活動に第2、第3の代理人を使い発覚時の負担を回避する外国情報機関とは好対照をなしている。
外交消息筋は、「何者かが侵入したところはインドネシア経済調整相の補佐官の部屋で、そこには軍や防衛産業の関連資料はなかったという」と話した。事前の情報把握にも失敗し、まったく違うところを探していたという話だ。