【噴水台】SNS革命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.30 10:36
1970年代イランのパーレビ国王の独裁には水が漏れるすき間もなく見えた。当時イランのテレビ普及率は70%、ラジオ普及率は100%に達したが、国民が聞いて見ることができるのは国王を称賛する“龍飛御天歌”(歴代王朝の業績を称えた歌)だけだった。秘密警察は反王政の人々を徹底して圧迫し、最大の脅威のホメイニは64年にイラクへ追放されていた。
だが、77年にイラン政府が直面したのは予想外に激しい反政府勢力のデモだった。どうしてこうした組織的な抵抗が可能だったのだろうか。改革拡散(diffusion of innovations)の研究で良く知られたエベレット・ロジャースはイラン革命の背後に新しい情報技術があったという事実に注目した。