中国主席が19日に訪米…南北対話の突破口開かれるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.17 10:31
19日の米中首脳会談で北朝鮮問題が核心議題の一つとして扱われると伝えられ、南北(韓国・北朝鮮)関係と韓半島情勢に及ぼす影響が注目される。昨年の北朝鮮の天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)攻撃で高まった南北間の緊張が、いかなる方法で解決方法を見いだすのか、分岐点になるという点でだ。
政府当局と専門家らは、両国首脳が韓半島の緊張緩和とこれに向けた南北対話という大きな枠組みを提示するとみている。米中ともに韓半島の緊張状態が両国関係に否定的な影響を及ぼすと考えているうえ、北朝鮮のウラン濃縮と3度目の核実験強行を防ぐべきだという点に共感しているからだ。
統一研究院の崔鎮旭(チェ・ジンウク)研究委員は「中国は北朝鮮の追加挑発の抑制と対話への復帰を説得し、米国も韓国に対話を促す雰囲気」とし「ただ、韓米が6カ国協議の前に南北対話が行われるべきだという点を明確にしている状況なので、韓国がどんな態度をとるかが重要だ」と話した。韓日米3カ国は昨年末の外相会談で、「まず南北対話、その後に6カ国協議」という枠組みに合意している。