【社説】「ロボット英才」を死に追いやる教育環境
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.12 11:15
米名門コーネル大は“自殺学校”というありがたくない別称を持っている。毎年少なくない学生が学業のストレスに勝てずキャンパス内の橋の上から渓谷に身を投げるためだ。学校側が相談センターを拡大運営するなど努力を傾けたが力不足だ。昨年は3月の1カ月だけで3人が相次いで自殺すると、デビッド・スコートン総長が学校新聞を通じ「みなさんの健康こそ成功の礎石だ。コーネルで助けを求める方法を必ず習うよう願う」と呼びかけたりもした。
大学生の自殺はこの学校だけの問題でない。その他のアイビーリーグの学生の中でも自ら命を絶つことは頻繁だ。そのためこれら大学の入学査定官らは優秀な成績だけでなく、成熟した人格、困難に勝ち抜くことができる意志を持つ学生を選ぼうと努めるという。