違法操業の中国漁船で葛藤深まる韓中…「尖閣衝突」は領有権絡み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.23 11:00
最近西海(ソヘ、黄海)で発生した中国漁船の転覆事故をめぐる韓中間の葛藤は、今年9月に尖閣諸島(中国名・釣魚島)で起きた中国漁船と日本巡視船の衝突事件と似ている部分が多い。
まず双方ともに中国漁船が相手国領海で違法操業をしていたという点だ。相手国の巡視船または海上警察警備艦の停船命令に従わず衝突したという点も同じだ。中国漁船が日本海上保安庁の巡視船に体当たりし、中国人船長(41)を公務執行妨害で直ちに拘束した。今年、尖閣諸島付近の海域は豊漁で、中国漁船がどの年よりも数多く集まった。中国は事故直後、責任を認めず、相手国に補償を要求するなど強硬対応に出たのも似ている。