口蹄疫発生国の外国人労働者は農場雇用禁止?…強い反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.22 14:54
国内で口蹄疫は00年と02年に発生した後、数年間を置いて今年1月と4-5月に京畿道(キョンギド)と忠清(チュンチョン)地域でそれぞれ発生した。口蹄疫ウイルスの潜伏期は長ければ2週間程度であるため、年初と春に発生した口蹄疫が11月末-12月初めに慶尚北道(キョンサンブクド)に広がったとは考えにくい。このため慶尚北道は、口蹄疫発生国に行ってきた人や動物・装備を通して感染した可能性が高いとみている。実際、安東(アンドン)の口蹄疫被害畜産農民は、親睦会会員らとともに口蹄疫発生国に分類されたベトナムを旅行したことが確認された。
京畿道は道内に口蹄疫が広がる兆しが表れると、口蹄疫発生国出身の外国人労働者を畜産業および関連業種で雇用することを禁止することを検討し始めた。近く農林水産食品部に関連内容を建議し、法制化を目指すという立場だ。京畿地域では14日、楊州(ヤンジュ)・漣川(ヨンチョン)の養豚農家をはじめ、これまで5件・6農場で口蹄疫が発生した。